願い事を祈りながら、最後まで途切れる事なく食べきれると「願いが叶う」と言われる恵方巻きですが、果たして本当に願いが叶うのでしょうか?
そもそも、節分の日に恵方巻きを食べるといった風習は昔はなかったはずですが、なぜ最近では一般家庭に広がるまでに恵方巻きが人気となったのでしょう?
そこで今回、恵方巻きの歴史を調査する事で明らかになった、恵方巻きが日本の風習になった本当の理由をご紹介します。
恵方巻きで願い事が叶うのは迷信?
恵方巻きが人気になった理由の1つに、恵方の方角(幸せが訪れる方向)を向いて、願いを込めながら最後まで途切れる事なく食べる事で「幸福」が訪れるとか、「願い事が叶う」とか、どこかで耳にしたからではないでしょうか?
でも、特定の方角を見て恵方巻きを食べるだけで、幸せはやってくるのでしょうか? 本当に願いが叶うのでしょうか?
もし、恵方巻きを最後まで食べきれなかったら、幸せはやってこないのでしょうか? 願いは叶わないのでしょうか? その答えは
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そんなの誰にもわかりませんよね(笑)
恵方巻きもそうですが、黄色い財布を持つとお金が貯まるとか、誰かが自分の噂をするとくしゃみをするとか、夜に口笛を吹くとお化けが出るとか。
日本には多くの迷信があります。信じたい迷信もあれば、嫌な迷信もあります。
私が思うに、それぞれの迷信が良いだとか、悪いだとかではなくて、「信じたいものは信じる」ってスタンスでいいのではないでしょうか?
だって、本当の事は神様くらいしか、わからないでしょう。
恵方巻きも「願いを込めて食べれば、願い事が叶うかも♪」って考えて、食べた方が何倍も美味しいですよね^^♪
季節の折々で、恵方巻きのような風習がもっと増えれば、楽しい事も増えていいのになぁと、私は思います♪
恵方巻きが日本の風習になった本当の理由とは?
では、何故ここ数十年で、恵方巻きがメディアでも取り上げらるほど、人気行事の1つに理由は何でしょうか?
よくよく思い出してみてください!あなたが子どもの頃って、節分の日に恵方巻きを食べていましたか?
もしあなたがアラサー以上であれば、おそらくほとんどの方は、恵方巻きの存在自体、知らなかったのではないでしょうか?
実は恵方巻きが急激に流行した理由は、歴史を紐解くとわかります。
→恵方巻きはいつから始まった?流行のきっかけと発祥の地とは!
実は、恵方巻きは昔からの日本の伝統行事であったわけではなく、大阪で販売促進行事として行われていました。
もともとお正月が終わり、売り上げが落ち込む1月から2月の時期にはどうしても売り上げが落ちてしまうので、その期間にどうにか対策をしよう!という事で、始まりました。
全国に広がったのは、広島県にあるセブンイレブンが元々のきっかけです。
なので、ちょっと残念ですが、我々が節分に恵方巻きを食べる風習になった本当に理由は、企業が儲かるために仕組まれた戦略にまんまと乗ってしまった結果と言えるのです。
ですが、企業戦略であってたとしても、私は楽しい日本の行事が1つ増えたと考えています♪
まとめ
恵方巻きの迷信を信じるかどうかは、あなた次第です。
また、恵方巻きが日本の風習になった本当の理由は、企業の売り上げが落ちる時期に、販売促進活動をした事が元々のきっかけでした。
あなたがどう思って恵方巻きを食べるか(食べないか)は自由ですが、せっかくなら願いが叶い幸福が舞い込むと信じて「楽しく食べる」方が良いのではないでしょうか?
今年も恵方巻きを食べて、しっかり幸福を呼び込みましょう^^♪
→恵方巻きはいつ食べる?2018年の方角と食べ方のルールとは?