もうすぐ節分!豆まきをして、恵方巻きを食べる季節ですね!
今年はお家で恵方巻きを作ろうかしら♪と思っているあなた!いざ、具材を考えてみると、いったい何の具材を入れればいいんだろう?と疑問に思いませんか?
恵方巻きに入れる基本的な具材は決まっているのでしょうか?また必ず入るべき具材や縁起の良い具材ってあるのでしょうか?
そこで今回、恵方巻きの基本となる具材と、七福神にちなんだ縁起の良い具材をご紹介します♪
恵方巻きの具材の基本は?
はじめに、恵方巻きに入れる基本的な具材についてご紹介します♪ 代表的な具材として以下の7種類があります♪
- うなぎ(穴子)
- かんぴょう
- きゅうり
- えび
- だし巻き
- 桜でんぶ
- しいたけ煮
恵方巻きに何の具材を入れれば良いのか迷っているのであれば、以上の7つの具を入れるとよいのではないでしょうか(^o^)?
ちなみに、恵方巻きに入れる具材や種類に絶対的な決まりはありません♪ 食べたい具材があれば、その具材を入れてもOK!
例えば、海鮮恵方巻きを食べたかったら、
- きゅうり
- 玉子
- ネギトロ(マグロ)
- えび(イカ)
- サーモン
- いくら
- カニカマ
を入れるのが良いですね(^o^)♪
また、ご家庭によっては「穴子の代わりに鶏肉を甘辛く煮たもの」を入れるお家もあれば、「海老フライ」や「えびかつ」「とんかつ」を入れるご家庭もあるようです♪
また、恵方巻きに入れる他の具材として
焼き紅鮭 カニ風味かまぼこ レタス かいわれ 高野豆腐 しそ 大葉 厚焼き卵 三つ葉 ほうれん草 しょうが 菜の花 ニンジン 漬物 豚キムチ カニ缶 酢〆の青魚 白身魚 など
を入れる家庭もあります♪基本的に、自分や家族の好みに合わせて、好きな具材を彩り良く入れるのが、一番良いのではないでしょうか^^♪
七福神にちなんだ7種類の具材とは?
すでにお気付きの方もいるかもしれませんが、市販の恵方巻きを含め、販売されている恵方巻きの具材は7種類または8種類入ったものが多い事をご存知ですか?
「えっ?そうだったの?」と思ったあなた、今度コンビニやスーパーで売られている恵方巻きのパッケージをよく見てみてください♪
ほとんどが、7種類か8種類の具材が入った恵方巻きのはずです。
では、なぜ恵方巻きに入れる具材の数が決まっているのでしょうか?
実は、恵方巻きの具材には七福神にちなんで、7種類の具材を入れると縁起が良いと言われおり、無病息災や商売繁盛などを願って、恵方を向きながら福を巻き込んで食べるのが、縁起の良い食べ方と言われています。
ちなみに、七福神は、
恵比寿(えびす)様
七福神の中で唯一、日本由来の神様♪釣竿と鯛を持ったお馴染みの姿で、「大漁追福」の神様で、「商売繁盛」や「五穀豊穣」の神様としても有名である♪
大黒天(だいこくてん)様
金運UPで有名な神様。頭巾をかぶり打ち出の小槌を持った姿で「財宝」「食物」を司る神様である♪
毘沙門天(びしゃもんてん)様
七福神の中で唯一武将の姿をしている神様。「融通招福」「福徳増進」として信仰される神様である♪
弁財天(べんざいてん)様
七福神の中で唯一女性の神様。元々はインドの神様。「音楽」「財福」「弁財」「縁結び」「知恵財宝」の得があると言われる神様である。
福禄寿(ふくろくじゅ)様
大きな福耳に、あごひげが多いのが特徴の「招徳人望」「長寿」「福禄」の神様。身長は低めで、年齢は千歳と言われる。
寿老人(じゅろうじん)様
頭が長く、ヒゲも長い事が特徴。「長寿延命」「富貴長寿の神」として信仰されている神様である。
布袋尊(ほていそん)様
笑顔をいつも絶やさず民に接していた神様。「笑門来福」「夫婦円満」「子宝の神」の神様として信仰されている。
の7人の神様のです。ちなみに、この七福神にちなんだ7種類の食材はどれか?ですが
それぞれの神様にちなんだ具材は特に決まっていないようです(´;ω;`) ですが・・・!
恵方巻きに入れている主な具材には色々な意味や由来があって、その意味を読み解くと、七福神に関連づけることができました。(あくまで、私の見解なので参考まででお願いします!)
恵比寿様→きゅうり
「九の利を得る」に通じる意味があることから、商売繁盛の恵比寿さま
大黒さま→玉子(伊達巻・だし巻き)
玉子は黄色は、金運アップの象徴であることから、財運の神様である大黒天さま
毘沙門天さま→高野豆腐
高野豆腐の原料である大豆には邪気う力があるとされているから、唯一鎧をまとっている毘沙門天さま
弁財天さま→かんぴょう
江戸時代には上層階級の上品とされており、その成分は肌の美容に良いと期待されているため、唯一の女性である弁財天さま
福禄寿さま→穴子
身の長い穴子は「永続」を象徴しており、健康長寿になる幸せの象徴であるので、長寿・幸せの神様である福禄寿さま
寿老人さま→おぼろ、エビ
おぼろの原料に含まれる海老の曲がった姿が、長寿の老人をイメージさせ、「長寿」の象徴とされているので、長寿延命の神様である寿老人さま
布袋尊さま→数の子、しいたけ煮
数の子は卵が多い(たくさんの子ができる)ので子宝や子孫繁栄を願う縁起物です。また、しいたけ煮には元気と壮健への願いが込められており、みんなが笑顔で幸せになってほしい事から布袋尊さま
このように、七福神と関連付けて恵方巻きの具材を考えてみると、恵方巻きを食べる楽しみも増えますね^^♪
こちらの記事で、縁起が良い具材ベスト10をご紹介しています♪よかったら、こちらも参考にしてください♪
→恵方巻きの具材はコレで決まり!縁起の良い7種類の具材+3種!
また、ちょっとした豆知識としてですが、一説によると、恵方巻きに入れる「きゅうりを青鬼」に「桜でんぶを赤鬼」に見立て、それを食べることで「鬼を退治する」という説や
恵方巻きを「鬼の金棒」に見立てて食べることで、鬼を退治する!という説もありました。面白いですね^^♪
なので、「きゅうり」「桜でんぶ」は恵方巻きの具材に是非入れたい具材ですね(^-^)♪
もちろん、絶対7種類入れないとダメとか縁起が悪くなる、という事はありませんので、ご予算に合わせて無理なく、好きな具材が入った恵方巻きを作りましょう!
ついでに、恵方巻きに8種類の具材を入れると良い!とも言われる理由ですが、8は「末広がり」の「八」ということで、日本では幸運の数字とされているからです♪
恵方巻きに入れる基本具材のまとめ
恵方巻きに入れる具材で迷われているのであれば、「うなぎ(穴子)、かんぴょう、きゅうり、えび、だし巻き、桜でんぶ、しいたけ煮」の7つの具材を入れてみてはどうでしょうか?
特に決まりはありませんが、七福神にちなんで、恵方巻きに7種類の具材を入れることで「幸福」が訪れるかもしれません^^♪
ぜひお好きな7種類の具材を選んで、美味しい恵方巻きを作ってくださいね^^♪