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恵方巻きはいつから始まった?流行のきっかけと発祥の地とは!

投稿日:2017年1月10日 更新日:

今や節分に恵方巻きを食べる事が、当たり前のようになっていますが、そもそも恵方巻きはいつから始まったのでしょうか?

 

少なくとも、私がまだ小さかった数十年前に、節分に恵方巻きを食べていた記憶はありません。ここ数年で、メディアでも大々的に取り上げられてきたように感じます。

 

恵方巻きはいつから何がきっかけで流行り出したのでしょう?すごく気になりますよね!

 

そこで今回、恵方巻きがブームなったのはいつからか?また、その流行のきっかけは何だったのか調べてみました♪

 

恵方巻きはいつから始まった?

まずはじめに、恵方巻きの起源はいつだったのか?深い深い歴史から紐解いていこうと思います!

 

色々調べていくうちに、恵方巻きの起源や発祥には幾つかの説があることあわかりました!

 

【説その1】戦国時代・安土桃山時代が起源である説

戦国・安土桃山時代といえば、豊臣秀吉が天下統一をしたことで有名な時代ですね。15世紀末から16世紀末にかけて、日本で戦が頻繁に行われていた時代です。

 

この時代に、豊臣秀吉の家臣である堀尾吉晴(イケメン)が節分の前日に、長い海苔巻きらしきものを食べて戦に勝利したという故事をもとに始まったという説があるようです。

 

なんだか縁起が良さそうですね!この事が恵方巻きの由来であるなら、恵方巻きのルーツ500年ほど前ということになります。驚きっ☆!

 

【説その2】戸時代末期に始まった説

江戸時代といえば、徳川家康が日本を統一していた時代ですね。つまり、1603年から1868年です。

 

この江戸時代の終わり頃に、大阪の商人が「商売繁盛」と「厄払い」を目的として始まったという説もあります。

 

この時代から既に、立春の前日、つまり節分の日に「幸運巻寿司」という物を食べていた事が由来とも言われています。

 

【説その3】江戸時代末期から明治時代初期に始まった説

江戸時代末期から明治時代初期をきっかけに恵方巻きが始まったという説がいくつかあるのですが、その中でも少しエッチい説があります。

 

それは、船乗りのお偉いさんが、太巻きを男性の大切なところに見立てて、芸者に加えさせて遊んだとう、遊女が起源だという説です。

 

これが恵方巻きの由来であれば、とても卑猥ですね。大海原に出航して魚を漁獲するあのムキムキのイケてる男どもが、周囲が誰もいない海に囲まれていてバレないからって・・・変態プレイをして遊ぶなんて!ちっ!

 

私的にはこの説はデマだと思いますが、もし本当であれば、今後、女性が恵方巻きを食べている姿を見るたび、変な気持ちになってしまいます(笑)

 

【説その4】江戸時代から明治時代のある年の節分の日に始まった説

この説は、現在の現在の大阪近郊の申村(現在の此花区伝法付近と比定)に住む住民が集まって、巻き寿司を食べる際に、巻き寿司を切るのが面倒臭かったら、

 

「えいっ!そのまま1本丸ごとかぶりついて食べちゃえ!」という事が始まりで、それから切らずに巻き寿司を食べることになったのが恵方巻きの起源ではないか?という説です。

 

もしこの説が本当であれば、恵方巻きの発祥の地は現在の大阪府大阪市此花区付近、ということになりますね。
[su_gmap address="大阪府大阪市此花区付近"]

 

これらの説は本当か定かではない

恵方巻きの4つの起源説をお伝えしましたが、もちろん、これらの出来事が恵方巻きの本当の由来であるかどうかは、定かではありません。

 

また、他にも、恵方巻きの起源や発祥の説は色々存在しているので、果たして、何が恵方巻きが始まった一番初めのきっかけとなったかは未だにわかりません。

 

ですが!現在、なぜ最近日本でこんなにも恵方巻きが一般的になりだしたのかは、記録として残っていたので、ご紹介します!

 

節分に恵方巻きを食べる風習が始まったのはいつから!?

さて、日本で恵方巻きを食べる風習はいつから始まったのでしょうか?

 

これは「大正初期(1912年〜1926年)」からのようです。

 

この大正初期に、大阪の花街では、節分の時期になると漬物を巻いた海苔巻きを恵方(福が来ると言われる方向)に向かって食べる風習があったとの事。

※現在の大阪の花街=大阪府大阪市中央区と浪速区にまたがる繁華街(ミナミ)、大阪府大阪市北区の歓楽街(北新地)、新町遊廓(大阪府大阪市大阪市西区新町1-2丁目)、堀江(大阪府大阪市西区南東部の地域名称)

 

また、大阪鮓商組合が、巻き寿司に関する販促活動を盛んにしており、1970年(昭和45年)頃から、徐々にメディアでも取り上げられるようになってきたのです。

 

そして、1974年(昭和49年)節分のイベントで道頓堀で海苔の販売促進行事として「巻き寿司早食い競争」をしたことで、マスコミが取り上げ、認知度もドカーンとまでは行かずとも、グングン上がっていったという流れです!

 

これに目をつけた、コンビニエンスストアやスーパーマーケットの経営者陣も、売り上げの落ちる1月後半から2月初旬にかけて販促活動として、取り入れ始めるようになったのが、恵方巻きが全国に広まる一歩手前の起爆剤となったのです。

 

つまり、日本で恵方巻きを食べる風習が始まったのは、大正時代初期から昭和時代で、この頃、既に大阪を中心に恵方巻きを食べる風習が始まっていたという事ですね^^♪

 

恵方巻きが全国各地に流行した一番のきっかけとは?

では、大阪だけでなく日本各地に流行したきっかけは何だったのでしょうか?

 

それは、コンビニエンスストアの「セブンイレブン」が発祥です!
[su_youtube url="https://www.youtube.com/watch?v=N1H3k24AQ04"]

 

もともとはコンビニで最初に恵方巻きの取り扱いを始めたのは大阪府と兵庫県のファミリーマートだったのですが、

 

1989年(平成元年)に全国展開に手を出したのが、広島市あるセブンイレブンの店舗でした!はじめは、西日本エリアから徐々に拡大し、わずか10年足らずで全国展開を果たし、我々一般家庭でも恵方巻き食べるようになりました。

 

ミツカンの調査によると恵方巻の認知度は、2006年(平成18年)には92.5%に達成し、それ以降も同率の数字が続き、今や日本の伝統文化の1つになる勢いですね!

 

まとめ

恵方巻きが始まった歴史や由来、起源などを調べてみると、面白い発見ができました。

 

一番古いもので、戦国時代の出来事が由来している可能性があると知った時は驚きでした。

 

また、恵方巻きが日本各地に流行りだしたのは、ここ最近の数十年でしたね。

 

やはり、私の記憶では小さい時に恵方巻きを食べた記憶がなかったのは、まだ全国に流通していなかったからでした。

 

こちらの記事では恵方巻きの豆知識について書いていますので、興味があったらご覧ください^^♪

恵方巻きはいつ食べる?2018年の方角と食べ方のルールとは?

 

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