戌の日って聞いたことありますか?実際私は自分が妊娠するまで知りませんでした。
妊婦健診の時、病院で出産予定日までの週数カレンダーを渡されました。そこに丸のついている日があったのです。
看護師さんから「ここ戌の日だからね」と言われたのですが、「戌の日・・・?」と頭にはハテナが!
調べると、戌の日は安産祈願に良い日だと言うことをここで初めて知りました。
もしかしたら同じようにここで初めて知った人もいるかもしれませんね!私と同じようなハテナが解消するよう今回は戌の日についてお話ししたいと思います。
戌の日の安産祈願っていつ行くの?
戌の日とは十二支の戌にあたる日で、だいたい月に2から3日該当する日があります。
妊娠5ヶ月目の戌の日に腹帯(岩田帯)を締めて安産祈願を行うという風習が日本にはあるのです。
なぜ戌の日なのかというと、犬はお産が軽いということでそれにあやかっているのだとか。
妊娠5ヶ月になったら、神社やお寺、八幡宮などで安産祈願してもらいましょう。基本予約は必要ありませんが、行きたい神社やお寺のHPなどで事前に確認してください。
安産祈願に行く日は、実際は戌の日当日でなくても大丈夫です!体調の良い日をみて無理なく行って下さいね。
参考までに東京都にある水天宮のHPです
→http://www.suitengu.or.jp/
戌の日の安産祈願に用意するものは?
初穂料
まずご祈祷する際”初穂料”というものを現金で支払います。相場はだいたい5,000円から10,000円と言われており、神社やお寺によって違うので受付の際に尋ねておきましょう。
またHPに金額を載せているところもあるみたいなので、訪れる前に一度確認しておくといいでしょう!
初穂料は基本的に紅白の蝶結びの水引ののし袋に入れましょう。
水引の上段に「初穂料」、「御初穂料」、「玉串料」(お寺の場合は「祈願料」、「ご奉納」、「志」)と書き、下段には夫婦の姓、またはフルネームを記入します。
文字を書くときは見た目もそうですが正式な場という意味合いを込めて筆ペンで記入するのがオススメです。
中袋の表面には、旧字体で金額を、裏面には住所と夫婦の名前を記入しましょう。
包む現金は新札が良いですね。
腹帯
神社などで売っている場合もあります。もちろん自身で用意した物を持参してもOKです!
腹帯はさらしの布の帯のことで別名岩田帯とも呼ばれているようです。
その他にも筒状の伸縮性のあるタイプの妊婦帯と呼ばれる物や、サイズ調整ができ下からお腹を支えるマタニティガードルと呼ばれる物もあります。
私は妊婦帯を持参しお祓いしていただきました。安産祈願というスタンプがおされ返ってきました。気持ち的にそれを着用するとお腹が守られてるような気がしています!
お祓いしてもらう場所によっては持参した物を受付していないところやできないタイプの腹帯もあるようなので、心配でしたら事前に確認しておきましょう!
戌の日の安産祈願にはどのような服装で行けば良い?
神社でのご祈祷と聞くと、フォーマルなかしこまった服装でなくてはいけないんじゃないか?と思われる方も多いかと思います。
とくにそのようなことはなく、普段着で大丈夫です!妊婦さんの負担にならない服装で行きましょう。
しかし、神社などは神聖な場所ですので普段着といっても露出の多い服装やだらしなく見える服装はさけた方が良いかと思います。
また、私が行った神社は土足のまま行動しましたが、場所によっては靴を脱いで移動する場合もあるようです。
参拝の際、素足はNGなので夏場でもストッキングやタイツをはきましょう。また、着脱しやすい靴を履いていくと行動しやすいですね!
まとめ
戌の日の安産祈願は必ずしなければならないものではありません。
しかし、初めての妊娠でただでさえいろいろ不安な気持ちの時、ご祈祷されたことを思い出したり腹帯を身につけるとすごく守られているように感じ強い気持ちを持つことが出来ます。
残り半分の妊婦生活を穏やかに迎えるためにも、ぜひ戌の日の安産祈願を行ってみてください。