最近の恵方巻きには、海の幸を中心とした海鮮恵方巻きや、ロールケーキのような恵方巻きまで、様々な種類のものが見られるようになりましたね^^♪
今年の恵方巻きの具材は決まりましたか?
実は、恵方巻きの具材の中でも、「縁起が良い」とされる7種類の具材があります♪
そこで今回、その縁起が良いと言われる7種類の具材とその具材に込められている意味や由来、そして、オマケでさらに3つ、恵方巻きにおすすめの縁起の良い具材をご紹介します♪
恵方巻きで縁起の良い具材ベスト7種!
きゅうり
恵方巻きの具材の定番ですね。きゅうりは「九の利を得る」に通じると言われており、多くの利益があるようにと願いが込められているのです。
また、きゅうりには血をサラサラにする効果や、体の老廃物を排出する効果が期待出来るため、冷え性やむくみの緩和、さらに脳梗塞や心筋梗塞を予防する効果が期待できます♪
きゅうりは、カロリーがないためダイエットをしている人にも嬉しい具材です^^♪縁起も良し♪体にも良しの具材です。
厚焼き玉子・卵焼き
玉子の黄色い色は「黄金」に通じており、「金運上昇」の縁起物とされています。
さっと火を通すことで、こんがり綺麗なきつね色にすることで、さらに金運UPの効果が!?
さらに、たまごはアミノ酸、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンD、ビタミンE、鉄分、亜鉛、カルシウム、ミネラルなど、多くの栄養が豊富に含まれており、健康・美容に良いと言われています。
特に、お肌や髪の潤い、爪の艶やかさが良くなると期待できます。
1つの卵からヒヨコが生まれるほどですから、生命誕生に必要な栄養がぎゅっと詰まっていて「ミラクルフード」とも言われる理由がわかりますね^^♪
穴子
「恵方巻きには欠かせない!」という人も多い「穴子」ですが、穴子の特徴である長い体は、「永続・長寿」を象徴しており「健康長寿」の縁起物として、人気の具材の1つです♪
また、栄養価も高く、ヌルヌルしたツヤのある体は、いつまでも若々しく見えることから「いつまでも若く」という意味も含まれています。
さらに、「うなぎのぼり(鰻登り)」と言われるように、「社会的地位の上昇・出世」も祈願される縁起物です。
特に穴子に含まれるビタミンAは他の魚の100倍近くあるようで、肌荒れや眼精疲労に効果が期待できます♪肌の老化を防ぐビタミンEも含まれています♪
またEPA(エイコサペンタエン酸)やDHAも成分として含まれており、動脈硬化、夜盲症、高血圧症状、皮膚疾患、血栓症、生活習慣病の予防や改善に効果が期待できます♪
豆知識ですが、うなぎはオスよりメスのほうが長寿のようで、7年かけて90cmほどの大きさになるようです。
おぼろ・エビ
おぼろに含まれるエビは、「長寿」の象徴とされています。由来はエビの姿から来ています。エビの曲がった姿が、長生きをする元気な老人を連想させています。
また、エビの成分にはシミ、シワなどの原因となる活性酸素の発生を抑える抗酸化作用があり、アンチエイジングの具材として人気の高い食材のひとつです。
エビに含まれる抗酸化力はビタミンEの数百倍あるのだとか!
かんぴょう煮
かんぴょうといえば、かんぴょう巻きとか、かんぴょう煮など、身近な食材の1つですがですが、遠い昔の徳川家康が日本を収めていた江戸時代では、「上級階級の方々にお出しする上品な食べ物」の1つでした。
かんぴょうは食物繊維が豊富で、体内のビフィズス菌を増やす働きがあり、脂肪や糖の吸収を抑える効果が期待できるので、便秘で悩んでいる人やダイエットをしている人にオススメ♪
また、カルシウム、カリウム、鉄、リンなどミネラル成分が多く含まれているため、乾燥肌や貧血にお悩みの方も嬉しい具材です。
さらに、味覚の働きを保つ効果や、癌の発生、生活習慣病、糖尿病、高血圧、動脈硬化の予防も期待出来できると言われています♪
椎茸煮(しいたけ煮)
しいたけは、神様への供物として重宝されていました。「元気と健康」の願いが込められています。
椎茸には抗がん作用がある事で一度は耳にしたこともあるのではないでしょうか?また、ミネラルや食物繊維も多く含まれています。
また、高血圧や高コレステロールを下げる効果も期待できます!さらに、皮膚の肌荒れや吹き出物の予防にも効果が期待出来る嬉しい具材です♪
高野豆腐
高野豆腐の原料となる大豆は、節分の日に鬼を追い払うアイテムとして使うなど、邪気を払うと考えられています。
高野豆腐も同じく、邪気を払うものとされてきました。また、高野豆腐が四角い形であることから、盾に見立てられ、様々な災害や災難から「家族を守る」という願いが込められています。
恵方巻きの具材おまけ3選!
おまけに、さらに3つ縁起のよい具材をご紹介します♪
蓮根(レンコン)
レンコンにはたくさん穴が空いていることから「先を見通す・先が見える・見通しがきく」として、明るい未来を願う縁起物とされています。
お正月のおせち料理にも良く使われてますよね^^♪
また、レンコンには、食物繊維やカリウム、鉄、ビタミンC、ビタミンB1など栄養素が豊富で、特にビタミンCはレモンに匹敵するのだとか!
また、食物繊維も豊富に含まれているので、便秘解消も期待できます。
食べるとわかるレンコンならではの粘り気ですが、これは、レンコンに含まれるムチンという成分の効果で、荒れた胃の粘膜を修復したり、粘膜の炎症を抑える効果が期待できますよ♪
実は、かなーり昔の奈良時代に編集された「常陸国風土記(ひたちのくにふどき)」という書物にもレンコンのことが書いてあり、
「レンコンは非常に美味しく、病気の人もレンコンを食べれば治った」という事が書かれていて、それほど栄養価が高いと昔から認められていたことがわかります。
さらに、仏教の世界では「蓮の池(はすのいけ)」は西方浄土の極楽浄土の神聖な場所と信じられており、その蓮の根っこであるレンコンもご利益もある食べ物として、昔から重宝されていたのではないでしょうか?
こんぶ
ミネラル豊富な昆布は、元々「広布(ヒロメ)」という言葉が古名である説があり、その語意にちなんで、祝い事に使われるようになったと言われています。
また、「養老昆布」=「よろこぶ」という、おめでたい字をあてて、不老長寿の縁起物として使うようになりました。
こんぶに「子生(こぶ)」の字を当てることもあり、元気な子供がたくさん生まれるようにとの願いも込められています。
数の子
数の子は、あのプチプチの卵がたくさんあることから、沢山の子供が出る、ということで、「子孫繁栄」や「子宝」を願う縁起物とされています。
海鮮恵方巻きに入れる具材としても数の子は良いのではないでしょうか?
縁起の良い恵方巻きの具材まとめ
全部で10種類の恵方巻きの具材をご紹介しました。どの具材もそれぞれ、縁起が良い由来があり、恵方巻きの具材にオススメです♪
それぞれの具材は栄養価も高く、それがぎゅっと詰まった恵方巻きは、健康・美容にとても良いのではないでしょうか?
また、最近ではコンビニやスーパーでも気軽に恵方巻きを買えるようになりましたね♪
実店舗だけでなく、インターネットでも予約・購入できるので、買いに行くのが面倒臭い、作るのが面倒だ!という人にはオススメですよ〜♪