先週、岩手県奥州市にある歴史公園「えさし藤原の郷」に行ってきたのですが、そこの売店で目に留まったのが「南天九猿」の置物!
すごく気にり、とっても縁起が良さそうだったので購入してきました♪
見た目も可愛いし、大きさもちょうどいいし、私はお部屋のインテリアとして置いてますが、玄関やリビングに置いても良さそうです。
今回は「南天九猿」について意味や由来、もともとは何処の地方で発祥した縁起物なのか気になったので調べてみました。
それでは、一緒にHERE WE GO(さっそく見ていきましょう)!
南天九猿の読み方は?意味や由来もご紹介!
「南天九猿」
なんだか漢字が四つも連なると、難しく感じますよね。
南天九猿は「なんてんくざる」と読み、「難が転じて苦が去る」という意味が込められています。
「南天の木の船に乗った9匹の猿が苦を持ち去ってくれる」というのが由来の大変可愛らしい縁起物です。
お猿さんが乗っている木には、もちろん南天(ナンテン)の木が使われています。
南天の木って風水的にも良くて「難を転じて福となす縁起木」と言われているのはご存知でしたか?
私はよく子供の頃、何か大きなイベント(運動会や野球の試合など)や遠出をする時に、何も大きな事故や災いがないように「南天の実を」持たされていました。
庭先に植えておくと良いらしいですよ〜!
お猿さんの頭には、フウセンカズラの種が使われています。ハートっぽい形がちょうどお猿さんの顔に似ていて、とても素敵なデザインですね。
フウセンカズラの写真はこちら! おじいちゃんやおばあちゃん家の庭とか畑でよく見かけるあの植物ですよ!
このフウセンカズラの種に、ペンで顔を書いたら面白しろそうですね!
南天九猿は何処の地方発祥の縁起物?
発祥の地を調べてみたのですが、南天苦猿は四国地方を中心として広まった縁起物らしいです。詳しい地方まではわかりませんでした。
特に、東日本大震災をきっかけに、南天苦猿が急に広まったと言われています。
また他の説では、鳥取県用瀬町(もちがせちょう)や飛弾高山が発祥という説もあるらしいですが、確かな事は不明です。
しかし、特に震災を機に「難が転じて苦が去りますように」という、温かな願いが込めながら、どこかで作ってくれている人がいる事に間違いはありません。本当に感謝です。
ぜひ、南天苦猿がもっと全国的に知名度が広まるように協力していきたいですね。
私もこうしてブログで発信することで、1人でも多くの人が南天苦猿を知ってもらえればなぁと思います。
(えっ?もしかして・・・知らなかったのは私だけ!?)
南天苦猿の意味や由来のまとめ
いかがでしたでしょうか? 今回は「南天苦猿の読み方は?意味と由来そして何処の地方発祥の縁起物?」についてご紹介しました。
縁起物としても効果がありそうですし、お部屋のインテリアにちょうどいい置物です。
ぜひ、旅先で見つけた際には1つ手に取ってみてはいかがでしょうか?