特に寒い時期、今から出勤するって時に限って「うわっ・・・フロントガラス凍ってるやん。」って経験ありませんか?
遅刻ができない早朝だからこそ「何故今日に限ってフロントガラスが凍ってるの?ヤバイどうしよう・・・(泣)」って焦りますよね。
でも大丈夫!そんなピンチな状況になっても一瞬で解決する方法があります。
今回は、車のフロントガラスが凍ってしまう原因と、既に凍ってしまった時の対処法、そして今後事前にフロントガラスが凍結してしまうのを防止する対策をご紹介します♪
車のフロントガラスが凍るのはなぜ?
寒いのに、フロントガラスが凍っていない時もあれば、さほど寒くないのに何故かガチガチに凍っている時もあります。
フロントガラスは凍っているのに、サイドウィンドウやリアウィンドウは凍ってない時も多いですよね。
その原因ですが、あなたも一度は聞いたことがある「放射冷却現象」にあったのです。
とくに冬の寒い季節、雲も風もなく澄み渡った晴れの夜間に、地表の熱(俗に言う気温)が宇宙へと放熱されてしまい、ぐっと気温が冷え込みます。
雲という、いわゆる地球と宇宙の間にある断熱材てきな役割をしている、熱を遮るものがない日は特に、暖かい気温は宇宙へと放熱されてしまうのです。
その結果、上空でキンキンに冷やされた湿った空気が一晩かけて地表に降り立ち、角度がゆるいフロントガラスへ降り注いで、結果凍結してしまうのです。
リアウィンドウやサイドウィンドウは、フロントガラスに比べウィンドウの角度が垂直に近い車が多く、またサイドウィンドウの場合、雨避け等のために付いていてるドアバイザー(サイドバイザー)があるため放射冷却の影響が少ないのです。
フロントガラスが凍ってしまう現象は、気温が5度くらいの時でも地表付近の気温はさらに低くなり0度以下になる場合があるため、注意が必要です。
特に風が弱い早朝は急激に冷え込むので、周囲の水蒸気が凍結し、霜となってフロントガラスに降り注ぎカッチカチにしてしまうのです。
車のフロントガラスが凍った時の4つの対策!
では、フロントガラスが凍ってしまった時にどう対処すれば良いかご紹介します!
デフロスター使う
とにかくまずは、エンジンをスタートし「デフロスター」をオンにしてフロントガラスを温めましょう。
デフロスターとは、扇形のイラストが書いてあるボタンです。霜や結露を防止するために自動車に必ず取り付けられています。
可能であれば、車を発進させる数十分前から車を温めておくと良いですね
ぬるま湯をかける
すぐに発進させたいのであればぬるま湯をフロントガラスにかけましょう。ペットボトルにぬるま湯を準備して発進前にかけると良いですね。
暖かさは、お風呂の残り湯くらいの温度でOK!
1つ注意ですが、早くとかしたいからといってあっつあつの「熱湯」は絶対ダメですよ!!
何故かというと、外気の気温差が激しいのでフロントガラスにヒビが入る可能性があります。
熱いものを急激に冷やすと「パキッ」っていくあれです。
スクレーパーで霜を取る
スクレーパーでガリガリ霜を取るのも策の1つです。100均にも売ってます。フロントガラスをガリガリするヘラです。
スクレーパーがない場合は、最悪定規やプラスチックのヘラで代用するというてもありますが、あまり霜が取れない場合があります。要は頑張り次第ってやつです!
霜をガリガリする際は、手が凍傷になりそうなほど冷たくなるので、手袋は必須です。手袋がない場合は、寒さを我慢して必死にガリガリしてください。
解氷スプレーや解氷液で溶かす
解氷スプレー等があれば良いのですが(あったら既にやってるわっ!!って言われそうですが)
そんなの準備しとらん!って場合は、すぐに自作できます。
スプレーボトルに「水(100ml)とメタノール(300ml)の割合で」混ぜるだけです。効果テキメン!
フロントガラスが凍る前の6つの防止策!
今後のために、フロントガスが凍るの防ぐための対策を考えておきましょう。今回8つの防止策をご紹介します。
屋根の下(軒下)に車を置いておく
一軒家にお住いであれば、駐車場に屋根を取り付けてみてはいかがでしょうか?
要は、放射冷却によりできた霜がフロントガラスに着氷するのを防げれば良いわけですから、屋根をつけるのは防止策の1つとして有効です。
ただし、取り付ける手間とお金が・・・
シート(フロントカバー)やバスタオル、毛布でフロントガラスを覆う
フロントガラスが凍る原因は、水蒸気が付着し冷やされ凍ってしまうことにより起こるので、使わなくなったバスタオルや毛布をフロントガラスにかけておくのも手です。
また、カーショップではフロントカバーをほんの数千円で安く購入できますので、1枚準備しておくのも良いですね。
撥水剤(ガラスコーティング)を塗っておく
フロントガラスの表面に汚れや油膜などがあると、その箇所を中心に水分が付いてしまい凍ってしまいます。
ですので、フロントガラスの汚れがひどい場合は、コンパウンドを使用して一度フロントガラスの表面を綺麗にし、ガラスコーティングを施しておくのが良いでしょう。
ガラスの表面がツルツルで滑らかになれば、もしフロントガラスが凍結してしまっても、比較的簡単に氷を剥がしやすくなります。
ついでに、私が使用しているおすすめのガラス用コンパウンドですが、「ガラス用コンパウンドz」とうもので、
油膜が汚れが根こそぎ綺麗に落ちます。ワイパーをかけた時の白い跡もなくなりました♪
日光のあたる駐車場に駐車する
朝一で日の当たる場所に車が置ければラッキーです。
私が借りてる駐車場でも、朝日の当たる場所と建物の影になって全く日の当たらない場所があります。
ついでに、私の車を置いている場所は全く日が当たらないので、冷え込みがひどい朝ですとフロントガラスは「カッチカチやで!」の状態になっています。
ですが、朝にを真正面から受けている場所に置いている車のフロントカラスは霜が一切なく、いつも羨ましいなぁーと思いながら妬んでいます←
解氷スプレー等、解氷アイテムを準備しておく
解氷スプレーは必須です!
いつ、どこでフロントガラスが凍ってしまうかわからないので1つは購入しておきたいところです。
自宅の駐車場であればぬるま湯など準備できるのですが、旅先で凍ってしまったらテンパること間違いなし!
私が使っている、解氷剤はこれです!
おすすめ超解氷 -楽天市場-
近くのオートバックスで買いました。サッっとふりかけるだけでみるみる溶けていくのが気持ちいいです。
また、ウォッシャー液を寒冷地用にしておくのも良いですね。
エンジンスターターを導入
少しお金がかかりますが、エンジンスターターを導入するのも良いでしょう。
朝の忙しい時間に、わざわざ車のエンジンをつけるためだけに外に出るのって、正直シンドイですよね。
でも、エンジンスターターが使えれば、自宅のベランダからボタンを押すだけでエンジンスタート!
事前にデフロスターがオンになるようにだけ設定しておけばOK!もしお金に余裕があれば、カーショップの人に相談して取り付けてもらうと、快適なドライブ生活を遅れるのではないでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「車のフロントガラスが凍るのは何故?凍ってしまった時の4つの対策と6つの防止策!」をご紹介しました。
寒い季節だからこそ、対策と防止策をしっかり練っていれば、フロントガラスが凍ってしまった場合でも焦らず対処することができます。
ぜひ参考にしてみてくださいね♪