学校でも、会社でも使えるリュック。以前は、登山用の地味なデザインしかなかったのですが、今やファッション分野において流行の最先端!
女性用の可愛いデザインから、ファッションにもCOOLにおさまるデザインまで、様々なものが流通しています。
ネットやお店でお気に入りのリュックを手に入れたが、汚れが目立ってきた! でも、どうやって手入れしていいかわからない!!
「洗濯機で洗えるのかなぁ?」「洗った後に乾燥機は使っていいのかぁ?」と疑問に思っている人も多いです。
そんなあなたに今回は、リュックの正しいお手入れ方法をお伝えします♪
何故リュックを洗う必要があるの?
リュックの洗濯方法についてお話しする前に、何故リュックが汚れてしまったら洗う必要があるのでしょうか?
「汚れたから、キレイにするためにリュックを洗いたいなー」という理由では、リュックマスターになるには、まだまだですぞ!、、、そもそも目指している人いないか(笑)
リュックを洗う必要がある一番の理由は「リュックの寿命を伸ばすため」です!
リュックの汚れや傷などは、腐食やサビの原因となりやすいです。そのため、汚れやシミなどはきれいに取り除いておい方が、リュックとしての延命にもつながります。
では、本題に入っていきましょう♪ リュックサックは洗濯機で洗えるのか?その答えは・・・!?
リュックは洗濯機で洗えるの?
基本的に「リュックを洗濯機で洗う事は可能」です! ですが「オススメはしません」。そのため、自分で「手洗い」することをオススメします。
リュックを洗濯機で洗うことをお勧めしない理由として、洗濯機で洗ってしまうと、リュックサックが非常に痛みやすく、型崩れがしやすいからです。
特にナイロン製のリュックは、内側がポロポロなることはあります。どの生地にしろ、基本的には手洗いの方がいいです。
また、リュックによっては、色落ちするものもあります。
大事なリュックをキレイにしようとして洗濯してしまったがために、ダメにしてしまったら悲しいですよね( ;∀;)
それでも、「自分で手洗いするのが面倒くさい!」「手洗いがおすすめと言われようが、絶対洗濯機で洗ってやる!」「洗濯機で丸ごと洗ってみるとどうなるのかチャレンジしてみたい!」とお考えでしたら、以下の手順で洗濯機を使用してみてください。
1、リュックの中身を全部取り出す
2、リュックから外せるものは外す
3、リュックをひっくり返す(裏返しにする)
4、洗濯ネットに入れる
5、洗濯ネットに入れたリュックのみを洗濯機に入れる
6、洗濯コースは脱水はしない設定にし、洗濯機のスタートボタンを押す
という手順で行ってください。洗濯が終了したら、日に当たらない風通しの良い場所で乾燥させると良いですよ♪
(※リュックによっては洗濯が不可の素材もあるので、必ず「洗濯絵表示」を確認するようにして下さいね!)
リュックの洗濯方法おすすめは「手洗い」
リュックによっては洗濯機も使用可能ですが、先に述べた通り洗濯機を使用した場合、リュックが「非常に傷みやすく、型崩れがしやすい」と理由で、あまりおすすめしませんでした。
私が1番おすすめしている方法は、自分で「手洗い」することです。
手洗いすることで、リュックへの負担を最小限にすることができ、型崩れも防ぐことができます。
また、リュックの汚れが目立つ箇所を集中的に洗うことができ、もともと汚れていない箇所を無理に洗うことがない為、洗濯機を使用するときと比較し、全体的にリュックが傷みやすくなるのを防ぐことができます。
リュックを手洗いする手順としては、
1、リュックの中に入っている物を全部取り出す
2、リュックから外せるものを外す
3、浴槽や、大きめのバケツ、もしくは洗面器にぬるま湯と適量の洗剤を入れ交ぜる
4、汚れが目立つ所を集中的に手洗いする
5、洗い終わったら、洗剤のぬるぬるがなくなるまで念入りにすすぎをする
6、タオル等でリュックの水気をとる
です。この手順でリュックをきれいにしてみてくださいね^^♪
また「リュックを手洗いするのは面倒くさそうだなぁー」と思う方は、クリーニング店に相談するのが手っ取り早いですよ!
お金を出してリュックを綺麗にしてもらいましょう(笑)
ちなみに、豆知識ですが小、中くらいの大きさのものをリュックサック、大型のものをバックパック、ということが多いようです。
リュックを乾燥機で乾かして大丈夫?
リュックを洗い終わったら「よしっ!乾燥機で乾かそう!」と思っちゃいますよね。ちょっと待ってください!
乾燥機は、リュックの大小の関わらず、やめておいた方が良いです。乾燥する過程で、収縮してしまったり、波打ったりしてしまう事もあります。
また、熱に弱い素材を乾燥機にかけてしまったら焼けてしまい、異臭がしてしまう場合もあります。
リュックの素材が何にしろ、乾燥機を使用するとリュックへのダメージが大きい為、控えたほうが良いでしょう。
また、リュックは紫外線に弱いです。リュックも人間のお肌みたいに繊細なんです(笑)
保管場所は、直射日光を受けるところ、高温多湿になる場所は適していません。風通しの良い日陰で保管を行ってくださいね^^
また万が一、工場や工業系の激しい汚れの(機械油など)を付けてしまったリュックは、乾燥機や洗濯機が直接汚れたり、破損したりする可能性があります。
この場合は、リュックをクリーニング店に持って行き、相談する方が良いですね。
リュックの正しいお手入れ方法とは?
リュックはむやみやたらにお手入れしてはいけません。ご自身が愛用しているリュックに合わせたメンテナンスが必要です。
そして、リュックのお手入れ時に重要なこと。それは、
・漂白剤はダメ絶対! 中性洗剤やオシャレ着用洗剤を使用しましょう
・熱湯はリュックの生地を痛めます。水かぬるま湯で洗いましょう!
・革は色落ち、色移りすることがあるので洗濯は避けましょう!
・洗濯表示を守りましょう!
の4点です。リュックをお手入れする際に大切なポイントとなるので抑えておきましょう
また、アウトドア総合ブランドで有名なmont-bell公式サイトバックパックの洗濯方法記載されていたので、その中から簡単に手順を紹介します。
(http://support.montbell.jp/maintenance/wash/back/)
1、消しゴム・拭き洗い
汚れがそんなにひどくない場合は、消しゴムや拭き洗いでキレイにしてください。傷まないに注意しながら、消しゴムで汚れを擦ってみまてください。
ひどい時には、拭き洗いします。水500mlに洗濯用洗剤5mlを加えます。できた液体にタオルを浸し、軽く絞り、リュックの汚れを丁寧に拭いていきます。乾いた布で水気をふき取り、形を整えてから陰干しします。
この段階で、汚れが落ちている場合は、ここで手入れは終わりになります。手洗いする時には、以下の手順に進んでください。
2、準備
洗濯絵表示を確認。洗うことができる素材は、布・ナイロン・ポリエステルのリュックサックは、洗えます。また、ジッパーなどは開け、外せるパーツは洗濯前に外します。
3、部分洗い
目立つ汚れは、水で濡らし、中性洗剤をつけたブラシやスポンジでこすりながら落とします。
4、押し洗い
お風呂や洗いおけにバックパックがちょうど漬かるぐらいの水を加え、中性洗剤を入れます。バックパック全体をみずに浸して、押し洗いをします。汚れが落ちない時にはぬるま湯を使うと非常に落ちやすいです。
5、すすぎ
お風呂の水をぬくか、洗いおけを傾けるかし、汚れのでた水を捨てた後、もう一度新しい水でバックパックを浸し、押し洗いします。同じように、水がきれいなままになるまですすぎを繰り返します。
6、脱水
バックパックを逆にし、水分をきります。背面パッドは、手で押しながら水を押し出します。
7、乾燥
陰干しします。紫外線は生地にダメージを与えます。したがって、直射日光が当たるところを避け、風通しの良い場所で乾燥させます。
生地の隙間には水分が残りやすいので十分に乾燥させます。撥水加工をしたい方は、完全に乾燥させたリュックに「撥水スプレー」を吹きかけてください。水分は、「生地を傷める最大の敵」。ぜひ、防水加工を。
リュックの洗濯方法まとめ
大切にしたいと思っているものは、やはり大切に手入れをしたほうがいいんですねぇー。。
結論として中性洗剤を使って、丁寧に手洗いして日陰で乾燥させるのがいいんです。何事もしたたかに、丁寧に、ですね。
また、安い物を買って、「汚れたり、壊れたりしたら、また新しく買えばいいや〜。」と思っていませんか?やはり、リュックもリュックとしての本分を遂げたいもの。
なので、「多少高くてもお気に入りの良いリュックを買う」ことです。そうすると、ものを丁寧に扱うようになり、手入れもこまめに行うようになります。
ものに対する感謝を持てる人って素晴らしいですよねぇ〜。